Googleアナリティクスを使ってみる -ホーム-

まずはGoogleアナリティクスがどんなものか見てみましょう。
どのような人が、どのくらい訪れているのかの概要を以下の画面の①~⑤でチェックしていきます。
Googleアナリティクスのデータは想像していたものと違いはありましたか?

① ユーザー / 新規ユーザー数

指定期間に訪問したユーザー数と新規ユーザー数が分かります。
クリックすると青色が移動し、下のグラフが選択した数に連動します。
▼ボタンで他の値も選択できるので試してください。
ユーザーとは??
ユーザー数とは訪れた人「ユーザー」の数の事なのですが、Googleアナリティクスは当然ですが人物を特定・把握する事ができません。そこでGoogleアナリティクスは、Googleアカウントにログインしているユーザーを識別(Googleシグナル)したり、訪問したブラウザ=「ユーザー」(CookieID)として識別しています。CookieIDの場合、同じ人が同じパソコンから2つのブラウザ(例えばChromeとEdge)でアクセスするとユーザー数は2となります。

② 表示回数

指定期間内に表示された回数です。ページビューとも言います。
表下部の▼を選択することで、指定期間を変更できます。長期で表示回数がどのように推移しているのかがわかります。折れ線グラフの点線は前の期間なので、今年12カ月間と昨年12か月の比較も可能です。

③ 過去30分のユーザー(リアルタイム)

リアルタイムにアクセスを解析している表です。一般に特別なキャンペーンやSNSでの投稿の反応を見る等の用途で利用されます。
▼を選択すると「市区町村」という選択しが現れます。これによりユーザーの居住地を大まかに把握できる機能がGoogleアナリティクスにはある事を理解して頂きたいと思います。
尚、居住地はアクセスしているIPアドレスから推定していると言われており、正確なものではありません。大まかに把握できると認識ください。

④ トラフィック獲得

Webサイト訪問者がどこから来たのかがわかります。2段目の▼からセッションの参照元を選択すると、どの検索エンジンから訪問されたのかがわかります。
セッションとは??
セッションとは、ユーザーがWebサイトを訪問してからWebサイトを離れるまでの行動の事です。複数ページを閲覧したり、リンクのクリック・ダウンロードなどを行ってもWebサイトを離れるまでの間は、セッション数は1と数えられます。しかし、朝にWebサイトを訪問した人が、夜に再度訪問した場合は、一度セッションが終了するのでセッション数は2となります。
このようにセッションは幾つかの条件に当てはまると、終了もしくは新たにカウントされます。
例えば、操作が何も行われず30分経過した場合や午前0時を過ぎ日付を跨いでWebサイトを閲覧していた場合、同じパソコンから別なブラウザで閲覧をした場合等に、セッションが新しくカウントされます。

⑤ ユーザー獲得

こちらもWebサイト訪問者がどこから来たのかがわかる表になっています。④との違いは、視点がユーザーになっている事です(④はセッション)。
では、ユーザー数とセッション数でどのような違いが出るのでしょうか?
(意味は「ユーザーとは??」「セッションとは??」で確認してください)
例えば、私が朝の通勤電車の中でスマホからWebサイトを訪問して、帰宅後に再度同じWebサイトに同じ端末+ブラウザで訪問したとします。
この場合は、ユーザー数とセッション数はどうなるでしょうか?
答えは、
ユーザー数 1
セッション数 2
です。
このように、同じ人が複数訪問するとセッション数は2となります。興味を持って何度もWebサイトを訪問してくれるとセッション数は増えることになります。

おわりに

まずは①~④を定期的にチェックしてWebサイトの状態を確認する事とGoogleアナリティクスになれてみてください。

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